中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識
vol.
「採光」と「日当たり」は違います
「日当たりが良い」というと、南側の部屋を思い浮かべますよね。とくに南東の部屋は、東から入ってきた午前中の光が、南側を通って西へ沈んでいくので、昼間もずっと明るいままです。でも、日当たりが良いということは、直射日光が入るということ。暖かくて明るいというメリットがある反面、逆に言えば光が入りすぎて「眩しい」とか「暑い」といったデメリットにもなります。
メルマガのVol.31で「ダウンライト」のお話をしましたが、
https://recette.klala.jp/column/post/9432/
直射日光はまさにこのダウンライトと同じ。明暗がはっきり分かれて、光が当たる場所は眩しいし、当たらない場所には影ができてしまうのです。
一方で「採光」は、部屋に光を採り入れることを言います。大切なのは「部屋の明るさ」であって、日当たりの良さは関係ありません。さて、ここで問題です。勉強をしたり本を読んだりするのに適している部屋は、東西南北のうち、家のどの位置にある部屋でしょうか?
答えは「北側」に位置する部屋です。北側の部屋には、南側の部屋のように直射日光は入りません。代わりに、隣の家の屋根や壁に当たって反射した光が窓から取り込まれます。照明で例えるなら、蛍光灯。反射光が広がるので、やさしい明るさになります。しかも、こちらが北側の部屋ということは、隣の家の屋根や壁に当たる光は南からの光になるので、反射する光の量もたっぷり。
一見、「北側」というと日当たりが悪くて暗そう、というイメージがありますが、実は北側の部屋も案外悪くはありません。子供部屋や書斎など、読み書きする場所にはおすすめですよ。
