知ってトクする豆知識
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「元利均等」と「元金均等」のメリット・デメリット
住宅ローンを組むとき、多くの方が固定金利にするか変動金利にするかを気にされます。しかし、それと同じくらいに大切なのが、「元利均等」と「元金均等」のどちらで返済するかということ。銀行からは元利均等を勧められるので、ほとんどの方は元利均等を選択されます。しかし、そのメリット・デメリットを知ったうえで、ご自身に合った返済方法を選ぶことをおすすめします。
【元利均等】
月々の返済額は一定です。返済開始当初は、返済額のうち利息の割合が高く、元金はなかなか減りません。支払いが進むほど利息の割合は低くなり、元金が減るスピードが速くなります。
メリット:返済額が一定のため、将来の家計収支を予想しやすい。
デメリット:トータルの支払額は元金均等と比べて多くなる。
【元金均等】
月々に返済する元金の金額は一定ですが、そこに利息が上乗せされるため、返済開始当初の返済額は高くなります。元金が減るスピードが速いため、支払いが進むほど利息が低くなり、毎月の返済額も減っていきます。
メリット・・・最初のうちは返済額の負担が大きい。
デメリット:トータルの支払額は元利均等と比べて少ない。
例えば、ご夫婦が共働きで、まだお子さんが小さいうちに頑張って元金を減らし、お子様が中学、高校に入り教育費がかさむ頃には返済額を抑えたいという理由で元金均等を選択されたお客様がいました。
どちらが正解ということはありません。ただ、返済方法は一つではないので、どちらの返済方法がライフスタイルにマッチしているのかを考えて選ぶことをおすすめします。