中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識
vol.
アイランドキッチンを使う
キッチンは、「形」と「レイアウト」によって種類が分かれます。「形」は大きく分けて、コンロとシンクが横一列に並んだI型、L字型に並んだL型、別々になったII型の3つ。「レイアウト」は、壁付キッチンと対面キッチンの2種類があります。
アイランドキッチンは、対面キッチンに含まれるレイアウトの一つ。アイランド=島という言葉の通り、どの壁にも接していなくて、部屋の中にポツンと独立させるタイプのキッチンです。キッチンの周りをぐるぐる回れて、どこからでも手を伸ばしやすいので、料理を運んだり片付けたりするのにとても便利。90cmくらいの奥行きがあるカウンターを作ることが多く、家族や友達と集まって一緒に料理や片付けがしやすいというメリットがあります。
形は、I型とⅡ型の2種類があります。Ⅱ型の場合、背中合わせにカウンターが2つ並び、1つが壁付けに、1つがポツンと独立することになります。日本では、壁付けのほうにコンロ、独立したほうにシンクを置くのが主流。こうすることでみんなで下ごしらえや片付けがやりやすくなります。海外では逆に、壁付けにシンク、独立したほうにコンロを置くことが多いのですが、これは、みんなで作ったり食べたりするのを楽しむためなんです。
さて、アイランドキッチンを作るには注意点もあります。一つは、立ち上がりのないカウンターなので、水や油が飛びやすいこと。もう一つが、マンションでは施工しにくいこと。アイランドキッチンの場合、壁に接していないので排水管は床下を通します。この時、水が流れるように勾配を作るのですが、マンションの床下は浅いので勾配を作ることができないのです。
「マンションだけど、どうしてもアイランドキッチンにしたい」という場合は床を一部上げる工事が必要になるので、事前に施工会社に相談しておきましょう。
