不動産情報を知りたいときによく使われるのがインターネット検索です。ところが、良い物件を見つけて不動産屋さんに問い合わせると「調べるので待ってください」と待たされて、調べてもらった結果「そこはもう売れました」と言われてしまう。そんな経験ありませんか？

実は、一般の方向けの不動産情報サイトや不動産屋さんのホームページには、自社では扱っていない物件が掲載されていることがあります。つまり、他の不動産屋さんの物件を掲載しているということ。不動産屋さん同士の了解の上で行われている場合もあれば、大手のポータルサイトなどでは、インターネット上に公開されている情報が勝手に引用されている場合もあります。そのため、実際は売却済みであっても情報が更新されず、古いまま放置されてしまうのです。

そこで私たちが正しい情報を得るために使っているのが「レインズ」です。これは、一般の方には公開されていない、業界向けの不動産情報サイトです。不動産業者同士が情報交換をするために使用するものなので、正しい情報が掲載されています。

インターネットで物件を見つけたお客さんから「この物件気になるんだけど」と言われたら、私たちはまずレインズでその情報が正しいかを確認し、正しければ売主側の不動産屋さんに問い合わせるようにしています。

インターネットで一般公開されている情報が正しいとは限りません。物件を探すときは、信頼できる不動産屋さんや工務店さんと一緒に探してもらうのが一番だと思います。