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知ってトクする豆知識

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vol.

持ち家は意外に維持費がかかる

持ち家は賃貸とは違い、ローンに加えてさまざまな維持費が必要になります。
一つは固定資産税。金額は物件によってさまざまですが、年間10〜20万円ほどかかることが多いようです。

これに加えて、マンションの場合は管理費と修繕積立金が必要です。管理費は、共用部分の清掃や管理人さんの人件費にかかる費用のこと。修繕積立金は、外壁のリフォームやエレベーターの交換などにかかる費用。平均して月に2〜3万が必要になります。

一戸建ての場合は、管理費や修繕積立金は必要ありませんが、設備や機械が故障すると全て自分で修理を依頼しなければなりません。最も大きな問題が、給湯器。とくに冬の寒い時期は給湯器内の水が凍って故障してしまうケースが頻発します。真冬に給湯器が使えないと大変ですね。通常の交換目安は10年に一度です。

次に切実なのが屋根。雨風など過酷な環境にさらされているので、スレート屋根の場合は20年に一度はチェックやメンテナンスをしたほうがよいでしょう。耐久年数で言えば、瓦は30〜40年、ガルバリウム鋼板は40〜50年もつと言われていますが、ズレや割れができている場合もあります。見直しは定期的に行うのが安心です。

次に外壁。サイディングであってもモルタル壁であっても塗装をしているので、塗膜が劣化してきたら塗り直す必要があります。壁を触ってみて、手に白い粉のようなものが付着していたら塗り替えのサイン。これは「チョーキング」といって、塗膜が劣化したことを示しています。メンテナンスにかかる費用は、屋根が70〜130万円、外壁が100〜150万円。これが20〜30年おきに必要になると考えると、屋根と外壁だけで年間で10万円ほどを貯めておく必要があります。

この他にも、コンロや換気扇などの機械式で動くものや、フローリング、壁紙など、経年劣化による交換が必要なものはたくさんあります。

このように、持ち家に住むには、ローンや税金だけでなく意外と多くの維持費が必要になるもの。余裕をもって準備しておくことをおすすめします。

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