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知ってトクする豆知識

中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識

vol.

「インスペクション」をご存知ですか?

「インスペクション」という言葉を聞いたことはありますか?
もともとは住宅用語ではなく「調査」という意味の英語ですが、住宅業界では「建物の状態を調査すること」を意味します。とくに中古物件の場合は、瑕疵(かし:キズや不具合のこと)がないかをチェックすることを指します。

中古物件の売買ではこれまで、購入後に雨漏りなどの不具合があった場合でも、誰に責任があるかが明確にはされていませんでした。しかし最近になり、売買時に確認する「重要事項説明書」に、インスペクションを行ったかどうか、またその結果について記載することが義務付けられました。

インスペクションを行うこと自体は義務ではありません。ただ記載の義務化によって、調査をしたかどうか、調査をした結果、瑕疵がなかったか、またはどんな不具合があったかを把握した上で物件を購入することができます。

例えば、ネットのフリマサイトで「汚れがあります」と明記した上で、「ノークレームでお願いします」と販売しているのを見たことがあると思います。あれと同じで、売り手と買い手のお互いが納得の上で売買できるので安心感が増します。

現状ではまだインスペクション済みの中古物件は多くはありませんが、今後は増えてくると予想されます。できれば、インスペクションを行った物件を選びたいもの。「長期優良住宅化リフォーム」などで補助金を受けられる可能性もあります。中古物件購入の際は、ぜひチェックしてくださいね。

次回は、スイッチについて。
とても小さなお話ですが、意外と暮らしやすさを左右する要素です。ぜひ参考にしてくださいね。
また、ご質問などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

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