知ってトクする豆知識
中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識
vol.
間違えやすい「ドアの開き方」
リノベーションをする際、とても重要なのが「ドアの開き方」。
これを間違えてしまうと、とても使い勝手の悪いお家になってしまうので、ぜひ知っておいてください。
ドアの開き方は「左勝手」または「右勝手」と表現します。
まずは、ドアが「手前」に開くほうにご自身が立ちます。このとき、蝶つがいが右にある(右が吊り元)場合は「右勝手」と言います。逆に、蝶つがいが左にある(左が吊り元)場合は「左勝手」です。
大切なのは、ご自身の位置。必ず「手前」にドアが開くほうに立って、考えましょう。
では引き戸の場合はどうかというと、ここでもご自身の位置が大切。
まずは扉の引き込み部分が見えているほうに立ちます。つまり、扉を開けたとき、開けた扉が見えなくなるほうではなく、見えている側。このとき、取っ手が右側にあれば「右勝手」、左側にあれば「左勝手」になります。
とてもややこしくて混乱してしまいますね。私も、ドアを注文するときは、お客さんにもう一度確認するようにしています。
ドアの場合は右左の他に部屋の「内側」に開くのか「外側」に開くかの「内開き・外開き」もあり、言葉だけで伝えると間違えやすいので、図面を見て、開き方が合っているかどうかを確認するのがおすすめですよ。