中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識
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中古住宅の耐震性能の見分け方
一般的な木造住宅の構造の強度を測る一つの指標として、「壁の量」があります。壁は、幅が90cm以上あってはじめて構造上有効であるとみなされます。まずは1階と2階それぞれに壁の量がしっかりと確保されていることが肝心です。とはいえ、枚数がたくさんあればそれで良いというわけではなく、縦方向、横方向にバランスよく配置されていなければなりません。例えば、リビングに大きな窓がいくつも並んでいるような間取りでは、構造的に不安定である可能性があります。
もう一つ大事なポイントが「柱」。基本的には柱と柱の間隔が3m60cm以上開いている場合は、梁の補強など一定の対応が必要です。特に1階は2階以降の床の荷重を支えないといけないので、柱のない大空間がある家は注意した方が良いでしょう。また、柱にかかる荷重を抑えるためには、建物自体の重量が少ないことも大切。例えば、瓦葺の屋根や土壁は非常に重いため、住む前にリフォームやリノベーションでスレート屋根やサイディングに替えると安心です。
壁は壁でも内部に筋交いや補強金具が設置されている壁は「耐力壁」と言い、これがしっかり施工されていることが耐震性を高める大きなポイントになります。耐力壁は図面にも記されていますが、実際にちゃんと施工されているかどうかは見た目では分かりません。一番確かなのは壁をめくって見ることですが、全ての壁でそれをするのは大変です。そこでおすすめの方法が、中間検査の証明書を確認させてもらうこと。
1981年6月に新耐震基準が制定され、阪神・淡路大震災を受け1999年以降は新耐震基準を満たす施工が行われているかを行政が現地で確認する「中間検査」が義務付けられるようになりました。この検査を受けた時の証明書が残っているはずなので、売主さんに見せてもらいましょう。売主さんが証明書を紛失してしまった場合でも、行政に検査記録が残っているので、問い合わせれば教えてもらえます。図面や中間検査の証明書があることは、戸建て住宅を購入する上で重要なポイントになるので、ぜひ覚えておいてください。
と言いましても、構造のことや行政の確認など、よく分からないし難しいですよね。そういうときは、物件の購入を決める前に、内覧や見学の際に建築士などの専門家に相談されることをおすすめします。
