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NOTES

中古住宅リノベーション
設計の手帖

vol.

梁を補強するには

木造住宅のリノベーションでは、間取りを考えるうえで、既存の柱を取り除きたい場面がある。柱は建物を支える大切な部材だが、すべての柱がそのまま必要とは限らない。筋交いなどの耐力要素が関係していない場合、梁を補強することで柱を取り除けることがある。

 

今回の計画では、柱を取り除くことで生まれるスパン(柱と柱の間隔)に対して、必要な梁せい(梁の高さ)を検討。既存の梁に構造用合板を組み合わせて補強する方法を採用した。
ただし、こうした補強は図面だけでは細かな納まりや施工の意図を伝えにくい。そこで、梁の取り合いや補強方法をスケッチに描き、現場の大工と共有した。 

 

 

実際の施工では、大工との相談を重ね、当初の計画よりもさらに安全側の方法で補強を行った。
既存の建物を読み解き、必要なものを残しながら、新しい暮らしに合わせて変えていく。
設計図だけで完結するのではなく、現場での対話を通して、よりよい方法を見つけていくことも、リノベーションの大切な過程だ。

 

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