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【子育てグリーン住宅事業】2025年度の省エネ補助金はどう変わった?対象者や金額を解説②

前回の記事で、2025年の補助金制度では「世帯を問わず補助額の上限が引き上げられた」というメリットをお伝えしました。これは嬉しいポイントです。

しかし――実は良い点だけではありません。
今回は、その中でも「注意点」について解説します。


補助金の支給条件が変更されています!

2024年までの制度では、以下のような条件で補助金を受け取ることができました。

必須工事(以下のいずれか1つ)を実施
 1. 窓・ドアなどの開口部の断熱改修
 2. 壁・床・天井などの断熱改修
 3. 省エネ設備の導入(例:高効率給湯器、キッチン・お風呂の交換 など)

上記のうちいずれか1つを実施し、補助額が5万円以上になればOK

つまり、お風呂やキッチンの交換など「省エネ設備の導入」だけでも補助金が受けられたのです。


2025年からは“2つ以上”の必須工事が必要に!

ところが、2025年度からは制度が大きく変わり、「2種類以上の必須工事」を行うことが補助金受給の条件になりました。

たとえば:

窓の断熱改修 + 省エネ設備の導入
壁や床の断熱工事 + 省エネ設備の導入

といったように、断熱改修と省エネ設備を組み合わせて行う必要があるのです。

そのため、お風呂やキッチンの交換など水回りだけのリフォームでは、補助金が出なくなったので注意が必要です。


まとめ

補助金制度はより本格的な省エネ化を促す方向に進化していますが、
「補助を受けるには“2つ以上”の必須工事を同時に行う必要がある」点にはご注意ください。


次回は、2つ目の厳しい変更点について詳しくご紹介します。お楽しみに!

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