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ガウディ建築巡り サグラダ・ファミリア〜外部編
やってきました、サグラダ・ファミリア。
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地下鉄の駅からあがってくるとまずこの景色が見えます。いきなりこれですから、感動しますね。
サグラダ・ファミリアといえば!という風景です。
ちなみにこのちょっと黒ずんでいる、彫刻てんこ盛りのおなじみの場所は「生誕のファサード」と言います。
とにかく全容が掴めないのでとりあえずここから反時計回りまわってみます。
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「生誕のファサード」が左手のほうに移りましたね。90度まわりこみました。ここがほぼ背面になります。手前の街灯もガウディの設計で、彼はいつもこのポジションから工事の進捗を確認していたそうです。
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徐々にまわっていっているところです。「生誕のファサード」近辺の造形とことなり少しスッキリした印象に変わってきています。
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そして先ほどから90度回り込んだところにある「受難のファサード」です。「生誕のファサード」の180度反対側。造形の感じも180度違いますね。
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そこからさらに90度まわります。こちらが正面になる予定の箇所ですが、この通りまだまだ工事中です。では中に入ります(予約しないとなかなか入れないです)
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これが生誕のファサードです。めちゃくちゃ緻密な彫刻ですね。イエス・キリストが生誕したときの様子が表現されていて、ちょうど正面下の彫刻がキリストが産湯につかっている様子で、まわりにいる世界中の人が祝福している、という彫刻です。
この彫刻はなんと日本人彫刻家の外尾悦郎さんが彫ったそうです!だからかどうかは分かりませんが、この祝福している人がなんとなくアジア人っぽいと言われているとかいないとか。
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その他まわりにはキリストの一生涯を表現した彫刻(キリスト教に詳しくないので誰が誰なのかあまり分かりませんが…)
とにかく聖書の登場人物だけでなく、森羅万象あらゆるものを表現したファサードです。この門の扉は愛徳の扉と言うそうですが、一面のツタの彫刻の中に昆虫も表現されています。
内部を通り抜けて、
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こちらが受難のファサード。はりつけにされていますね。キリストが捕らえられるときの様子が表現されています。
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ユダが切れちゃってますが、最後の晩餐ですね。
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真ん中のマント?布?の彫刻に顔が描かれてますね。これはキリストの顔で、これは左右どこから見ても自分のほうを見ているように彫られています。不思議ですけど、ずっとこちらを見ているのでちょっと怖いです(笑)
これらの彫刻、全て同じ大きさに見えますが、実は低い位置にあるものと高い位置にあるものでは全く大きさが違うらしいです。
下と上ではかなり高低差・遠近差があるので、下から見上げたときに同じ大きさに見えるよう、上の彫刻はめちゃくちゃ大きいものらしいです(大きさ聞きましたが忘れました…)
すでに上を見すぎて首が痛いですが、続いて中に入ってみましょう。