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あなたの知らない違法建築、違反建築-01-
突然ですが、あなたの住んでいるお家、お勤めの会社や事務所、工場やお店は違法建築、違反建築ではありませんか?
「え〜、そんなこと意識したこともないよ〜」
「もう何十年も問題なく使ってるけどなあ」
そうなんです。普段からそんなことをなにも意識しない、という方がほとんどだと思います。(知ってやっていたらそれはそれで問題ですが。。。)
しかし!!!
実はその建物NGです、ということがあるのです。
「でも別になんの問題もないし、訴えられるわけでも、逮捕されるわけでもないでしょ」
それはそうなのですが、いざこういうときに困ったことが起きる!という実例を次回以降、いくつかご紹介します。これらの実例は実際に当社がその解決に取り組ませてもらった案件です。
ちなみに、法律(建築基準法)に適さない建築物には2種類ありまして、
◉違反(違法)建築
◉既存不適格建築
大きくこの2つに分かれます。
違反建築というのは、まさに法に違反している状態で、例えば建築確認申請をしていない(無許可)、完了検査を受けていない、無許可で増改築をしている、敷地を勝手に変更している、などです。
既存不適格建築というのは、合法的に建築はしたけれど、時代とともに法律のほうが変わってしまって、現在の法律の基準に照らすと合っていない、というものです。代表的なものとしては耐震基準がありますね。
既存不適格ならば「いたしかたない」ということもありますが、違反建築というのはそもそも合法ではないという点で非常に厄介です。
では次回以降、その厄介な事例をいくつかご紹介いたします。