中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識
vol.
リモートワークスペースを作る
コロナの影響で、この数年で急激に普及したリモートワーク。家で仕事をするとなると、家の生活音が気になったり、逆に自分の声が家に漏れたり、ときにはオンライン会議にお子さんやペットが乱入してきたりとアクシデントが起こることも。集中できるリモートワークスペースを作りたい、と考える方もいるのではないでしょうか。
よくあるのは、寝室のクローゼットを空にしてそこにデスクなどを設ける方法ですが、あるお客さんのケースでは、シフト制で昼夜を問わずお仕事をすることがあるため、寝室にワークスペースを作ることができませんでした。
代わりになるような納戸もなかったため、リビングの2〜3帖ほどのスペースを使うことになりました。さらにこの時は、音の漏れやお子さんの乱入を防ぐために、デスクを設けるだけでなく、壁を作りドアを設けて、完全に個室のような空間を作ることになりました。
ここで問題となったのが、空調と換気です。2〜3帖の小さな空間のために換気扇や空調設備を設けるのはもったいない。そこで、壁に室内窓を設けました。集中したい時は閉め切り、エアコンを効かせたい時は開けてリビングの空気を取り込む、という調整ができます。
また、これだけでは空気がこもってしまうので、窓と壁の間に少しだけ隙間を取って空気が通るようにしました。最終的にこの時行った工事は、壁とドア、窓の設置です。室内窓をかわいい格子窓タイプにしたので、こちらの窓代約10万円を含めて、およそ30万円ほどの工事でした。
音がそれほど気にならないのであれば、壁と天井の間を開けて空気が通るようにしてもいいですし、コストに余裕があれば小さな換気扇をつけてもいいですね。逆に、もっとしっかりと防音対策を行いたい場合は壁に断熱材を充填するか、遮音シートや吸音パネルを貼るという方法もあります。ぜひ参考にしてください。
