中古住宅リノベーションの
知ってトクする豆知識
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自然の風の通り道を大切に
快適な住まいに欠かせないのが、採光と通風。どちらも入口は窓です。そこで今回は風の通り道を作る窓の配置について考えてみましょう。
窓は1ヶ所より2ヶ所ある方が風が通ることは分かりますね。この時、窓と窓の距離は遠い方が風の通り道が長くなり、室内に風が取り込まれます。また、二つの窓は向かい合っている方が風通しが良さそうに思えますが、実は逆。向かい合っていると、風の通り道が直線上にしかできず、室内を対流しません。その結果、部屋の隅に湿気が溜まったり結露やカビが発生したりすることも。窓は真っ直ぐではなく左右にずらして配置することで、風が部屋に拡散されます。
また、上下にずらすのも効果的。一方の窓は床に近い「地窓」に、反対側は高い場所にある「ハイサイドライト」にします。このとき、南の窓を高い位置に、北の窓を低い位置に配置するとより効果的。これは、暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下に落ちるからです。ですから、空気の流れる場所に窓があると風通しがよくなるのです。
もっと大きな視点で言うと、「海風」と「陸風」を意識することも大切。昼間は海から陸に向かって風が吹き、夜は陸から海に向かって風が吹きます。たとえば、西に大阪湾のある大阪市内なら東西に、南に海のある神戸なら南北に風が抜けやすくなります。この原理を考えると、お住まいの地域ではどこに窓を設ければよいかが分かりますね。
これは窓だけでなく、ドアでも同じです。リノベーションやリフォームをするときは、ぜひ窓やドアの配置に一工夫してみてください。
